ASPIRATION代表のひとり言

2019/01/11

第11回 | インタラクティブ(双方向)なメディア・WEBサイトでありたい

こんにちわ。いつもベトナム転職・採用のことばかり考えている福田です。このひとり言では、私自身が経験したベトナム転職・採用活動を通じて思っていることをお届けします。私個人の主観が強いので、異論・反論も喜んで受付けています。それでは、第11回ひとり言をよろしくお願いします。

前回(第10回)のひとり言は、こちら

Twitterもやっています

私が当WEBサイトをオープンしたのは、2018年11月13日であり、ベトナム転職・採用に関するリアルな情報(良い点・大変な点)をお届けしたい、それが転職様・採用企業様の両者様にとってプラスになるという思いで情報を発信して参りました。
(2019年は、投稿数をより増やしていきたいと思います。)

その情報発信の手段の一つとして、Twitter(弊社Twitterに移動します。)を利用しています。
と言うものの、Twitterの利用は当WEBサイトに記事を投稿した際にその記事を告知しているだけですので、まだ活用しきれてはいません。いずれは、ベトナム転職・採用に関する思ったことも、呟いていきたいと思います。

さて、2018年11月13日のWEBサイトオープンからTwitterにも投稿しているのですが、大変有難いことにフォローしてくださる方も増えてきました。その中でも一番嬉しいのは、コメントをしてくださる方がいらっしゃることです。会社は設立して法的には存在しているものの、まだまだ知名度も無く、人々からは得体の知れない存在である弊社・私に対してコメントをしていただけるのは嬉しい限りでございます。今後も皆さんからの忌憚のないご意見をお待ちしております。

TwitterなどのSNSが発達しコミュニケーションが容易になった自邸ですので、私としても、可能な限り多くの人とコミュニケーションを取りたいと考えています。私から一方的に情報を発信して押し付けるのではなく、それに対する反応(コメント)に対してお答えもして、インタラクティブ(双方向)なコミュニケーションを取りたいと考えています。

そこで今回は、Twitterのフォロワーの方から頂戴しましたコメントに対してお答えをしたいと思います。

現地採用に試用期間(2ヶ月)で辞められて困るのは人材紹介会社

昨日投稿しました、第10回のひとり言に対して、Twitterのフォロワーの方から、以下のコメントをいただきました。コメントありがとうございます!!

『現地採用に試用期間(2カ月)で辞められて困るのは人材紹介会社のほうでしょうよ☝️😎売上にならないんだから🤭会社なんて入社してみないとわからないんだから、何も一社目が自分と合わなかったからといって、即帰国しなくてもいいでしょ🤔観光Visaで再入国すれば、数か月は転職活動期間もてるし😎👌』
(第10回のひとり言に対する弊社Twitterのフォロワーの方のコメント)

こちらのコメントには、私も同意です。
前回(第10回)のひとり言では、試用期間(2ヶ月)後に退職して日本に帰国するという極端な例を出しましたが、こちらはベトナム生活(大気、水、食事など)がどうしても合わない方だけになると思います。多くの日本人の方にとってベトナム生活は大丈夫かと思いますので、VISAを更新する等の対応で引き続きベトナムに滞在し、ベトナム国内で転職活動をされるのではないかと思います。

今回は、頂戴したコメントを受けて、現地採用の転職者の方が試用期間(2ヶ月)後で退職された場合、誰がどのようなダメージを受けるのかを、もう少し深く見ていきたいと思います。

人材紹介会社様のダメージ

頂戴しましたコメントにもありますように、ダメージを受ける一人目は人材紹介会社様になります。
成果報酬フィーの返還はもちろんのこと、採用企業様の満足度が低ければ、「ちゃんとスクリーニングしてから紹介してくれよ。」と思われ、人材紹介会社の印象も悪くなる恐れがあります。
採用企業様の人材紹介会社様へのスクリーニングに対する感想は、「日本人採用担当者のリアルな本音」よりご覧いただけます。

このように考えると、現地採用の転職者の方が試用期間(2ヶ月)後で退職された場合、人材紹介会社様は売上となる成果報酬フィーがゼロ、または50%(*1)になることだけではなく、印象が悪くなるというダメージを受けます。

*1 成果報酬の返還(保証)は、人材紹介会社様によって異なります。入社後30日以内は100%返還、入社後31 – 60日以内は50%返還、または、入社後60日以内は100%返還など様々です。採用企業様は、人材紹介会社様と申込書・契約書を締結する際には、1社毎に申込書・契約書の内容をご確認されることをお薦めします。

ビジネス上では報酬の対価として結果を出すことが当たり前ですので、結果がない場合、印象が悪くなるというダメージを受けることは致し方ない点もあるかと考えます。(これは、弊社にも言えることです。)

但し、採用担当者として人材紹介会社様とやり取りした私個人の経験からは、人材紹介会社様内のスクリーニングがブラックボックス(どのような基準でスクリーニングしているのかが不明)化していることが、採用企業様の満足度を下げているのではないかと思います。(これは、転職者様の人材紹介会社様への満足度も同様かもしれません。)

人材紹介会社様のスクリーニングの基準や、転職者様を推薦する理由が採用企業様と共有できる状態であれば、採用企業様の満足度も違ったものになるのではないかと思います。こちらのスクリーニングの問題についても、いつか取り上げたいと思います。

ベトナム転職者様のダメージ

試用期間(2ヶ月)後で退職された場合、転職者様もノーダメージではないと思います。それは、「時間」と「お金」の部分が強いと思います。そのままベトナムに残り転職活動をするとしても、ベトナムで自由に使える「お金」に余裕がなければ、精神的にも余裕のある転職活動が行えないのではないかと考えます。

もちろん、ベトナムに住みだして、働きだしてミスマッチが分かる点もありますので、試用期間(2ヶ月)後で退職されることが全て悪いとは思いません。身体的、生理的なミスマッチや、雇用主の企業様が不条理な会社であれば、それは退職した方が良いと思います。

私はベトナム転職のミスマッチが分かるプロセスは、以下の様な3段階と考えています。

<ベトナム転職のミスマッチが分かるプロセス>
 第1段階: ベトナムに行かなくても分かる (WEBの情報、人材紹介会社からの情報、Skype面接等)
 第2段階: ベトナムに行って分かる (ベトナム現地面接)
 第3段階: ベトナムに住みだす、働き始めて分かる (入社後)

私が転職者様にお伝えしたいのは、プロセスの第1、2段階をフル活用して、ベトナム転職のミスマッチの可能性を減らしていただきたいということです。要は、「ベトナム現地面接に行きましょう。選考になければ、ベトナム現地面接を選考に加えてもらいましょう。」ということです。

採用企業様のダメージ

最後に、採用企業様のダメージとなります。基本的には「時間」と「お金」、そして「事業計画が崩れること」になろうかと思います。

「時間」は、企業様の採用活動の手間暇と入社後の教育にかける「時間」が代表的なものかと思います。入社してすぐに一人でご活躍できる転職者様は少ないと思います。最初は、教育などのフォローが必要になりますので、こちらも報われないものとなります。

また、企業活動においては「時間 = 工数」として「時間」もお金に置き換えて換算することは出来ます。企業様におかれては、下記の純粋なCash Out以外にも、「時間」を失うことはその分の「お金」のお金を失っているとお考えではないでしょうか。

「お金」は、上記で人材紹介会社様からの成果報酬フィーの返還(保証)は異なるとご説明しましたように、場合によっては、お支払いした成果報酬フィーが全額返還されない場合もあります。そのため、「お金」については少なからずダメージを受けると認識しておいた方が良いでしょう。
他にも「お金」に関しては、入社に伴い会社からの支給品・備品の用意や、税金や保険の支払いなども発生します。

最後の「事業計画が崩れること」ですが、多くの企業様が事業計画を立案する上で、計画の中に「人」を組み込んで立案されているかと思います。業務フローによっては、システムやロボットで自動化されている点もあるかと思いますが、その点は「人」が必要ない点ですので、採用も発生しないと思いますので、今回の論点からは外します。

「事業計画」では時間軸も必要になりますので、「〇〇年△△月に人を採用したら、〇〇年××月にはこれを実現する」などと考えられていると思います。「事業計画」が崩れるは、「事業計画」を再立案しなければければならない、そして時間も過ぎている状態です。退職してしまい「人」がいないが故に事業が進まないということは、企業様にとって大きなダメージではないでしょうか。

だから、「ベトナム現地面接」を行いましょう

今回は、試用期間(2ヶ月)後で退職された場合の人材紹介会社様、ベトナム転職者様、そして採用企業様のダメージを見てきました。

繰り返しになりますが、私の主張としては、試用期間(2ヶ月)後で退職されることが全て悪いとは考えていません。それは先の様に、ベトナム転職のミスマッチが分かる段階として、入社後の「第3段階:ベトナムに住みだす、働き始めて分かる」があるからです。このミスマッチがいつ判明するかは誰にも分かりません。入社2か月後かもしれませんし、6ヶ月後、1年後かもしれません。

<ベトナム転職のミスマッチが分かるプロセス>
 第1段階: ベトナムに行かなくても分かる(WEBの情報、人材紹介会社からの情報、Skype面接等)
 第2段階: ベトナムに行って分かる(ベトナム現地面接)
 第3段階: ベトナムに住みだす、働き始めて分かる(入社後)

その退職が良いか悪いかと判断されるのは、お互い(転職者様と採用企業様)が納得感のある退職であるかとどうかかと思います。お互いに本音で話し合い、理解しあった上での違いであれば、退職(別れ)は残念ではありますが、仕方のない点ではないでしょうか。

逆に、納得感のない退職の要因の一つとして、「第1段階:ベトナムに行かなくても分かる」「第2段階:ベトナムに行って分かる」ミスマッチの確認が出来ていないことに起因する点もあるかと思います。特に、「第2段階:ベトナムに行って分かる」で発見されるミスマッチの可能性は大きいと思います。重ねて申しますが、ご自身のためにも、選考活動において「ベトナム現地面接」は行いましょう。

今後も、私のひとり言に対するコメントを積極的に取り上げていきたいと思いますので、コメントをよろしくお願いします。

 

次回(第12回)のひとり言は、こちら

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