ASPIRATION代表のひとり言

2019/02/03

第18回 | 転職者様向け:「英語不問(語学不問)」は日本語が話せればOK?

こんにちわ。いつもベトナム転職・採用のことばかり考えている福田です。このひとり言では、私自身が経験したベトナム転職・採用活動を通じて思っていることをお届けします。私個人の主観が強いので、異論・反論も喜んで受付けています。それでは、第18回ひとり言をよろしくお願いします。

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日本語でのコミュニケーション相手は日本人だけではない

ベトナム転職に限らず海外転職の求人情報を見ると、「英語不問(語学不問)」というお仕事があります。言葉通り受け取れば、語学面は日本語が話せればOKとなります。一般的には、日本人は英語が苦手と言われていますし、英語を書く・読むは出来ても話すことは苦手という方も多いかと思います。

その中で、英語は苦手だけど海外で働きたいという思いを持つ転職者様には、求人情報の応募資格に「英語不問(語学不問)」と書いてあるのは非常に嬉しい条件ではないでしょうか。

今回は、その嬉しい条件である「英語不問(語学不問)」を少し深く掘り下げて考えてみます。
(尚、今回はベトナムでの働く上、業務を遂行する上での「英語不問(語学不問)」にフォーカスして考えます。ベトナムでの生活面、買い物やレストランでの食事などの場面での「英語不問(語学不問)=日本語だけでOK」には触れませんのでご留意ください。)

求人情報の応募資格に「英語不問(語学不問)」とあるのは、その業務を遂行するにあたりコミュニケーションを取る人達が、日本語でのコミュニケーションが可能だということが予測されます。

ここで重要なことは、日本語でのコミュニケーションが可能な人達とは日本人だけではないということです。日本語が話せるベトナム人も含まれます。具体的には、社内のベトナム人、社外のお客様や業者のベトナム人となります。

当たり前ですが、ベトナム人の方とコミュニケーションを取る上では言語が日本語であっても、話し方や話す内容には、ベトナム人に対して変に阿(おもね)る必要はありませんが、尊重することは必要となります。
(ベトナムに限らず、海外のどの国の人と接する時も同じことが言えますが。)

相手が理解できる日本語で話す

ベトナム人との日本語のコミュニケーションでは、もう一つ考えるべき必要なことがあります。
それは、相手のベトナム人の日本語能力に合わせて、相手が理解できるように日本語を調整することです。

ベトナム人の方で日本語が話せるといっても、日本に住んでいた経験があり日本人並みに流暢に日本語を操る方もいれば、カタコトの日本語程度の方もいて、日本語が話せるレベルは人によって千差万別です。
よって、時にはカタコトの日本語程度の方と日本語でコミュニケーションを取らなければならない時もあります。

コミュニケーションの大前提として、自分の言っていることを相手に理解してもらい、相手の言っていることを自分が理解することがあります。相手に理解してもらうためには、相手が理解できる言葉・話し方・表現が必要になりますし、自分が理解するためには、理解していることの確認として相手に質問する際も、相手が理解できる言葉・話し方・表現が必要になります。

上記の大前提を踏まえた上で、日本語がカタコトの日本語程度のベトナム人と日本語でコミュニケーションをする際は、どちらが日本語の言葉・話し方・表現を調整しなければならないのでしょうか。それは、相手のベトナム人の方にそれ以上の日本語能力をその場で求めるのは無理なお話ですから、私達日本人になります。

では、私達日本人はどのように日本語を調整すればよいのでしょうか。私がベトナム人と働いた経験の中で一番意識したのは、『難しい日本語を、簡単な日本語に言い換える』ことです。例を挙げるなら、「この案件は、非常に困難が伴う。 → この仕事は、とても難しい。」などと、出来るだけ簡単な表現を用いることです。
(こちらは、日本人とベトナム人においては、お互いに母国語ではない英語でのコミュニケーションも通じる点があると考えています。)

意外なことに、ベトナムで働く日本人の方にはこれが出来ていない方も少なからずいます。それは母国語の日本語で話すから、話すことにストレスがないため(意識しながら話す必要がないため)、同じ日本人と話す様な感覚に陥っているのかもしれません。
たまにその様な場面に遭遇することがあるのですが、両者ともに日本語のコミュニケーションに苦労されていて、お互いにとってストレスになっているのではないかと感じています。

英語不問(語学不問)は、日本語を適切に使いこなせること

今回は、語学の面ではなくコミュニケーションの面から、「英語不問(語学不問)」を考えてみました。そのように考えると、「英語不問(語学不問)=日本語が話せればOK」ではなく、「英語不問(語学不問)=日本語を適切に使いこなせる」となるのではないでしょうか。

そしてこれは、日本人同士の日本語でのコミュニケーションでも全く同じことが言えます。そのコミュニケーションの内容について、自分の方が相手よりも専門的な知識・経験があるのに相手に上手く伝わらないのは、『難しい言葉を、難しい言葉で伝えている』からです。『難しい言葉を、簡単な言葉で伝えている』人は、上手くコミュニケーションを取れる方です。

コミュニケーションの本質が同じですので、これは、今現在日本で働いており、英語は苦手だけど海外で働きたいという方も、日本にいながらその練習・実践が出来るということです。
そして、その経験はベトナム転職をして、ベトナムで働く際にベトナム人との日本語のコミュニケーションでも必ず活きます。逆に、それが既に出来ている方は、ベトナム人とのコミュニケーションも問題ないので、ベトナム転職をしてベトナム人と協力しながら成果を出せるはずです。

そのような方をお待ちしている採用活動中の企業様がございますので、ぜひ下記の求人情報をご確認ください。

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