ASPIRATION代表のひとり言

2019/03/24

第27回 | 企業様向け:「20年卒学生の人気企業」から考えるベトナム転職

こんにちわ。いつもベトナム転職・採用のことばかり考えている福田です。このひとり言では、私自身が経験したベトナム転職・採用活動を通じて思っていることをお届けします。私個人の主観が強いので、異論・反論も喜んで受付けています。それでは、第27回ひとり言をよろしくお願いします。

前回(第26回)のひとり言は、こちら

情報がなければ、会社選びはイメージとなる

日本の各調査会社が、世代別になりたい仕事の調査結果を公表しています。その中で、Yahoo!ニュースを見ていると、面白い記事を見つけました。

『20年卒学生の人気企業、2位は味の素 6年ぶりに首位になったのは……』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190318-00000053-zdn_mkt-bus_all (Yahoo!ニュースより)
元ネタは、ITmedia ビジネスオンライン

記事を読むと以下の様に記載されています。

2020年3月に卒業予定の大学生・大学院生の志望企業をまとめた「就職人気企業ランキング」を発表した。トップは総合商社の伊藤忠商事で、6年ぶりの返り咲きとなった。

同社は残業削減などを目的に、早朝に稼働した社員にインセンティブを支給したり、午前8時よりも前に始業した社員に朝食を提供したりといった「朝型勤務」制度を取り入れている。

学情はこうした取り組みが学生の支持につながったとみており、「(伊藤忠商事は)働き方改革を積極的に取り組んでいるという印象が強く、テレビCMや新聞広告などの広報戦略が功を奏した」と分析する。

(中略)

ANAは16~19年卒向けの調査では4年連続1位だったが、今回は「乗務員の飲酒問題などのイメージダウンが影響した」(学情)ことがランクダウンにつながった。

学生の方は就業経験ないため、働きたい会社を考える際に、具体的な業務内容で判断することが難しく、その会社のイメージで判断している点が大きいのかもしれません。
(かく言う私も、就職活動時は、その会社の業務内容ではなく会社のイメージだけで会社を選ぶ就職活動をしていました。)

これには、就業経験が無いのはもちろんのこと、その会社のお仕事(業務内容)に関する情報がない、または情報自体は実在しているが、その情報を手に入れられていないだけから、イメージで判断する部分が多分にあると考えられます。

話を飛躍させ過ぎかもしれませんが、これはベトナム転職(採用活動)にも当てはまるのではないかと思います。

ベトナム転職をしようと転職活動している転職者の方は、基本的には社会人経験があるはずですから、ご自身の経験や、知人からの話やニュースなどの情報により、ある程度は業務内容を想像することが出来るはずです。

だから、採用企業様が正しい情報を発信していれば、理論上は、転職者の方は、ある程度は採用企業様の会社や業務内容の想像をして、自分に合う・合わない、チャレンジしたい・チャレンジしないを考えて、採用企業様に応募すると考えられます。

しかし、これは大前提として、「採用企業様が正しい情報を発信している」が大切となります。そうでなければ、ベトナム転職者の方は、仮に採用企業様の存在を知っても正しい情報がないので、ある意味、自分勝手なイメージ(自分にとって都合のいいイメージ)で判断することになると思います。

ベトナムの多くの採用企業様は、人材紹介会社様を利用して日本人人材の採用活動をされていると思います。その場合、採用企業様の情報は人材紹介会社様を通じて、ベトナム転職者様に通じていることになります。

ここで重要なのは、「採用企業様の正しい情報」がベトナム転職者様に伝わっているかどうかになります。

ベトナム転職者様への「採用企業様の正しい情報」の伝え方

あくまで私の日本人人材の採用業務からの経験論になりますが、「採用企業様の正しい情報」がベトナム転職者様に伝わるかどうかは、人材紹介会社様の企業というよりは、担当者による部分が大きいのではないかと感じています。

では、どうすれば良い担当者を判断することが出来るのか。それは簡単で、以下の質問をすれば良いかと思います。

「ベトナム転職者の方に、弊社のことをどのようにご紹介されていますか?」

これで、「採用企業様の正しい情報」がベトナム転職者様に伝わっているかどうかを確認することが出来ます。そして、担当者から返ってきた答えが採用企業様の意図しているメッセージと違えば、一緒に修正をしていけば、「採用企業様の正しい情報」がベトナム転職者様に伝わるようになります。その結果、マッチした人材のご紹介に繋がります。

現状、採用活動に力を入れている(力を入れられるだけの人、金、時間のリソースのある)採用企業様は、自らどんどん情報を発信しており、日本人人材の採用活動の競争において有利なポジションにおります。
(既に、当WEBサイトの日本人採用担当者のリアルな本音にあるように、情報発信している採用企業様は自社採用にも成功されております。)

一方で、採用活動にリソースを割けにくい企業様は、人材紹介会社様にご依頼をされている状況かと思います。

その場合は、是非人材紹介会社の担当者の方に、「ベトナム転職者の方に、弊社のことをどのようにご紹介されていますか?」とご質問されることで、人材紹介会社様経由にて「採用企業様の正しい情報」をベトナム転職者様に伝えることができ、イメージではなく、正しい採用企業様の会社、業務内容に基づいて判断された応募・紹介へと繋がります。

 

次回(第28回)のひとり言は、こちら

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