ASPIRATION代表のひとり言

2019/04/26

第33回 | 転職者様向け:ベトナム転職で「成長」は得られるのか!?

こんにちわ。いつもベトナム転職・採用のことばかり考えている福田です。このひとり言では、私自身が経験したベトナム転職・採用活動を通じて思っていることをお届けします。私個人の主観が強いので、異論・反論も喜んで受付けています。それでは、第33回ひとり言をよろしくお願いします。

前回(第32回)のひとり言は、こちら

ベトナム転職 =「成長」ではなく、ベトナム転職 = 「成長」の機会がある

ベトナム転職(海外転職)においては、「成長」という言葉がよく使われています。私も自身を振り返ってみると、ベトナム転職、ベトナムで働き始めてから、「成長」した点があると感じています。

では、「日本で働くと成長が無いのか?」と言われると、そうではありません。日本で働く中でも、成長はたくさんあります。但し、ベトナム含めて海外で働く(生活する)中では、言葉、文化、生活習慣、商習慣、宗教などの違いや新たな人との出会い(←これも重要)があり、否が応でも外的環境からの刺激が多くあります。そしてそれらが、その人の成長のきっかけとなったり、成長を促したりすることがあります。

成長できる環境がベトナムにはある(2019年 ホーチミン市Binh Thanh区Vinhoms Central Park)

成長できる環境がベトナムにはある(2019年 ホーチミン市Binh Thanh区Vinhoms Central Park)

そういう意味では、ベトナムで働く(海外で働く)ということは、日本では得られない(得られにくい)外的環境からの刺激が多くあり、成長する「機会」を与えてくれる環境だと私は考えています。しかし重要なのは、成長する「機会」があるであり、その機会をモノに出来るかは、本人の意思、漠然とでも成長したいと望む気持ちが必須となります。

今回は、私の体験記になりますが、私がベトナムで働く、ベトナムで生活する中で感じた、経験した「成長」の機会をお話したいと思います。そのため、ご自身の中に「成長」というキーワードが無い方は、当ページをそっと閉じていただければと思います。

言葉が通じないことから得られる成長の機会

今回は、言語の違い、言葉が通じないことから得られる成長の機会を、私の体験談を踏まえてお話しします。

私は2012年に、当時東京で勤めていた会社にて、突然ベトナム赴任の辞令を受けました。当時は、海外で働くことなど全く意識しておらず、毎日目の前の仕事をこなすので精いっぱいで、自分の将来のことなど全く考えていませんでした。ぼんやりと、「このまま日本で働いて、いつか結婚して、家庭を築いて、定年するんだろうな。」ぐらいのことしか考えておりませんでした。そのため、もちろん英語は全く話せず、書けず、読めずの状態でした。また、海外旅行も一回しかしたことがなく、海外自体に不慣れな人間でした。

意識も知識・能力も海外に適応していない人間の状態でしたが、辞令発表から実際のベトナム出張(最初は出張でベトナムに来ました)まで日にちが無かったため、「今さら英語を勉強したところで変わらないだろう。」と思い、英語を勉強することなくベトナムに行きました。

そのため、ベトナム・ホーチミン市のタンソンニャット国際空港に着くと、イミグレーションで担当者の問いかけている内容が全く分からず、イミグレーションを通過することが出来ず、このまま空港から出られないのではないかと思い、非常に困りました。そもそも、英語なのかベトナム語なのかも分かりませんでした。
(尚、機内では、食事の際の「チキン」と、飲み物を注文する際の「ビール」しか言葉を発しませんでした。)

その時感じたのは、「会社の中ではベトナム支社設立という(ラッキーで)大抜擢をされた男が、言葉が分からず、空港からも出られないとなると、これはダサ過ぎる。」という恥ずかしい思いと、「そもそも生きて日本に帰ることが出来るのか!?」という不安でした。
(思い返せば、このような機会をくれた当時の会社には、その後退職をさせていただきましたが、感謝の言葉しかありません。)

そして何とかイミグレーションを突破したのですが、その後も、空港からホテルへのタクシーの移動での会話、ホテルでのチェックインの説明含めて全くコミュニケーションが取れず、よくホテルの部屋に入れたなと思います。海外慣れしている人からすれば失笑レベルのお話ですが、当時の私はリアルガチに海外不適応の人間でした。

その晩、ホテルの部屋で一人になって改めて思ったのは、「英語かベトナム語を勉強しないと、マジで生きていけないぞ。」という、ある意味脅迫観念に近いものでした。そして、移動やレストランで必要なフレーズをGoogle翻訳で必死に調べ、メモしました。

そして、何とか最初のベトナム出張を切り抜けたわけですが、その経験から、英語は1日少し(1分でもいいから)勉強をしようと決め、今も継続しています。(私の英語力をご存知の方は、「継続していて、そのレベルかよ。」とツッコミもあると思いますが。)

ベトナム語も6ヶ月間ほど毎日2時間勉強し、何とか1歳児レベルの会話が出来るようになったのではないかと思っています。(尚、私の周囲のベトナム人は優しい人が多く、1歳児レベルの会話でも話せれば、「おー、すごいですね。」と言ってくれて、それが勉強のモチベーションになりました。)

さて、今日本にいる方でも「英語が話したいな~。英語を勉強しなきゃ。」と思いながら、なかなか勉強が出来ないという方もいるかとも思います。そのような方は、私の想像ですが、英語の勉強をしても英語を発揮する場所が無いや、勉強してもメリットが感じにくい環境にいるのではないでしょうか。もしそうであれば、勉強に身が入らない気持ちは分かります。私もそうでしたから。

しかし、少なくともベトナムに来て、英語(若しくはベトナム語)を勉強し、話せる、読む、書くことが出来れば、仕事、生活を含めて人生が充実することは間違いありません。それは、ベトナム人と直接コミュニケーションが取れることで、仕事や生活において選択肢が増え、人との出会いが広がるからです。実際にベトナムに来れば、英語、ベトナム語が話せる人が、その点において人生が充実していることを目にすることが出来ます。

生活面では、社内の日本語を知らないベトナム人スタッフに「今日も元気?」のような声を掛けたりすることが出来、コミュニケーションを深めたり、家の近くのローカルレストランに行くことも出来ます。仕事においては言わずもがなで、言葉が話せることで出来ること、任されること、期待されることは一気に広がります。

今回は、言葉を例に挙げましたが、勉強する・学ぶことを成長へのプロセスとするならば、ベトナム(海外)で働く、生活をすることは、勉強する・学ぶことの先にある人生の充実が見える環境があり、尚且つ、勉強しないといけない・学ばないといけないという良い緊張感もある環境です。つまり、成長のきっかけや成長を促す環境が日常にあるということです。

繰り返しになりますが、もちろん日本で働く中でも成長の機会はたくさんあります。その一方で、誤解を恐れずに言えば、日本人にとって日本は、成長からの逃げ道もたくさんある環境かと思います。

「成長したい」という意欲のある方はもちろんのこと、「何かきっかけがあれば成長できそうな気がする」という方は、是非ベトナム転職にご興味をお持ちいただければと思います。ベトナムには、たくさんの企業が「成長」したい人を待っています。

 

次回(第34回)のひとり言は、こちら

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