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ASPIRATION代表のひとり言

2019/07/14

第56回 | 転職者様向け:日本人がベトナムで働くには、『労働許可証』取得が必要(一部を除く)

こんにちわ。いつもベトナム転職・採用のことばかり考えている福田です。このひとり言では、私自身が経験したベトナム転職・採用活動を通じて思っていることをお届けします。私個人の主観が強いので、異論・反論も喜んで受付けています。それでは、第56回ひとり言をよろしくお願いします。

前回(第55回)のひとり言は、こちら

日本に『労働許可証』に関する情報があまり伝わっていない!?

最近、ベトナム転職について多くの日本人からお問い合わせをいただくようになりました。それは、ベトナムで働くということが日本人の転職において身近な存在になってきたのだと感じています。ベトナムという地が転職の選択肢の一つに入ることは、嬉しい限りです。この要因の一つとして、ベトナム、ベトナムの日系企業様の情報、ベトナムで働く・生活することに関する情報が日本にも届いているからだと思います。

その一方で、ベトナム転職・ベトナムで働くということに関しては、とても重要な情報が正しく届いていないと感じることもあります。それは、日本人(ベトナムから見れば外国人)がベトナムで働く(就労する)上で、必要となる『労働許可証』に関する情報です。

私達日本人がベトナムで働く上で、一部の場合を除いて、『労働許可証』取得は必要です。本当に必要なものですので、何度でも『労働許可証』について情報を発信していきたいと思います。

『労働許可証』の取得は法律で定められている

上記の通り、私達日本人(ベトナムから見れば外国人)がベトナムで働く上では、一部の場合を除いて、『労働許可証』を取得しなければなりません。
なぜ『労働許可証』を取得しないといけないのでしょうか。それは、ベトナムの労働法で定められているからです。
(「一部の場合を除いて」としましたが、ベトナム転職を考えている多くの人は、この「一部の場合を除いて」には該当しないかと思います。つまり、基本的には『労働許可証』を取得するものだとイメージしてください。)

では、『労働許可証』を取得せずにベトナムで働く(就労する)とどうなるのでしょうか。それは、ベトナムからの強制退去です。当たり前ですが、非常に厳しい罰則です。
『労働許可証』と労働法については、下記のJETRO(ジェトロ:日本貿易振興機構)様のWEBサイトに詳しく記載されています。ベトナム転職をご検討中の方は、必ずご一読されることを強くお薦めします。

こちらは是非ご一読ください!!
ベトナムにおける労働許可書/ビザ(査証)の取得手続き
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/02/2017/7449e5550e1db333/vn-rp.pdf
※JETRO様のWEBサイトに移動します。

こちらはご参考までに。
労働法
https://www.jetro.go.jp/ext_images/world/asia/vn/business/pdf/VN_20120618rev.pdf
※JETRO様のWEBサイトに移動します。

と申し上げても、いきなり読んでも不明な点も多々あろうかと思います。その場合は登録されている人材紹介会社の担当者様や、選考が進む中で採用企業の担当者様に質問をして、ご自身がどのような『労働許可証』を取得するのか、そのためにはどのような書類を準備しなければならないのかなどのイメージをつけておきましょう。

ベトナムには『労働許可証』を取得せずに働いている人がいるって聞くから、大丈夫なのでは?

「ベトナムには『労働許可証』を取得せずに働いている人がいるって聞くから、大丈夫じゃないですか?」
こちらのご質問もいただきました。残念ながらこのベトナムには『労働許可証』を取得せずに働いている日本人の方もいるようです。しかし、そのような人達がいるからと言って、『労働許可証』を取得せずにベトナムで働いても良い理由にはなりません。

上述の通り、私達日本人(ベトナムから見れば外国人)がベトナムで働く(就労する)には、一部の場合を除いて、『労働許可証』の取得がベトナムの労働法で定められております。つまり、『労働許可証』を取得しなければならない人は、『労働許可証』を取得するしかないのです。

少しお話が変わりますが、『労働許可証』の取得する・しないは、非雇用者(ベトナム転職者様)の意思ではなく、雇用者(採用企業)の意思が強いのではないかと思います。 (もちろん、『労働許可証』には取得条件があるため、全ての日本人が『労働許可証』を取得できるわけではありません。取得条件等のお話はまた次回として、ここでは雇用者(採用企業)が“意図的”に『労働許可証』を取得せずに、日本人を働かすことについてのお話です。)

ここまでのお話を読めば、非雇用者(ベトナム転職者様)はベトナムで働く(就労する)上で、『労働許可証』は是が非でも取得しなければと思うはずです。なぜなら、もし『労働許可証』を取得せずに働いていることが発覚すると、ベトナムを強制退去になるわけです。(法律違反ですので、もちろん誰も助けてくれません。)

そのため、『労働許可証』を取得せずに働いている日本人がいるとすれば、それは非雇用者(ベトナム転職者様)の意思ではなく、雇用者(会社側)の意思が強いのではないかと思います。そのような会社には、いくら美味しい条件を提示されたとしてもご入社されないことをお薦めします。必ず最後は、転職者様ご自身が大きなダメージを負うことになります。(もし誰かに『労働許可証』を取得せずに働いていることを労働局などに告げられるとアウトです。だからバレなければ良いという問題でもありません!!)

そのような会社は私達人材会社が見極めた上で、ベトナム転職者様に正常な採用企業様のみをご案内差し上げるべきです。その一方でベトナム転職者様におかれましても、人材紹介会社の担当者様や選考が進む採用企業の担当者様に『労働許可証』取得に関する質問を行い、見極めていただくことで、安全なベトナム転職活動に繋がると思います。

 

次回(第57回)のひとり言は、近日公開予定です。

もっとこんなことを話してほしいという方は、お問い合わせよりお気軽にリクエストをください。