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ASPIRATION代表のひとり言

2019/11/17

第57回 | 転職者様向け:転職活動の自己分析は、「やりたいこと」と「できること」を書き出す

こんにちわ。最近、ベトナム転職・採用よりも人生相談が多くなってきた福田です。このひとり言では、私自身が経験したベトナム転職・採用活動を通じて思っていることをお届けします。それでは、第57回ひとり言をよろしくお願いします。

前回(第56回)のひとり言は、こちら

ポイント

転職活動で自分にマッチした会社を探すためには、自己分析が必要
自己分析の方法の一つに、「やりたいこと」と「できること」を書き出す方法がある
「やりたいこと」と「できること」に差があれば、その差を埋める行動をアピールする

転職でミスマッチを防ぐための『自己分析』

転職活動で仕事を探す時、あなたはついつい自分の「やりたいこと」を基準に仕事を探していませんか?

より良い転職活動、つまり自分にマッチした会社に転職するためには、自分の「やりたいこと」だけを基準に仕事を探すのではなく、自分の「できること」など、違った側面からも自分を見ていく『自己分析』が大事です。

転職が上手くいかない方の特徴として、『自己分析』が不十分な方が多いことがあります。その人たちにお話を聞くと、自分の「やりたいこと」はたくさん出てくるのですが、自分の「できること」はあまり出てきません。

自分の「できること」があまり出てこないことは、「できること」が少ないわけではありません。自分の「できること」を自分自身が把握できていないということです。

だから、自分の「やりたいこと」と自分の「できること」に差があることにも気がつかず、「入社すると思ったのと違った。」と感じるミスマッチの転職となるのです。

「やりたいこと」と「できること」を書き出すことで自分を知る

『自己分析』は、紙とペンがあればできます。
もちろんパソコンでも可能ですが、紙の方が思った場所に、思ったことが書きやすいので、私は紙とペンで『自己分析』することをおすすめします。

方法は簡単です。
紙の中心に、縦の線を引きます。
左側に、新しい仕事で自分の「やりたいこと」を箇条書き(またはシンプルに1文)で書いていきます。
右側に、今までの経験を通じて自分の「できること」を箇条書き(またはシンプルに1文)で書いていきます。

ポイントは、その「やりたいこと」「できること」は、可能な限り具体的な内容まで落とし込むことです。
特に、「やりたいこと」は抽象的かつ漠然とした内容になりがちです。自分で書いた言葉に対して、「これは、もっと具体的に言うと・・・」と自問自答しながら、抽象的な内容から具体的な内容に落とし込んでいきましょう。

と、さらっと書きましたが、自分の「やりたいこと」を抽象的な内容から具体的な内容に落とし込むことは簡単なことではありません。特に、キャリアチェンジなど異業種への転職を考えている人にとっては、その業界について分からないこともあるので、具体的な内容に落とし込みきることは出来ないと思います。

そのため、最初は自分の「できること」から書いていくことをおすすめします。なぜなら、自分の「できること」は既に自分自身が経験していることですので、書くことはそこまで難しいことではありません。

また、「できること」は経験していることのため、抽象化、具体化して書くことも書きやすいはずです。先ずは、「できること」を書いていき、「できること」の書いた内容をベースにすれば、「やりたいこと」も書きやすくなります。

この「できること」を具体的に書くことは、面接対策においても大きなメリットがあります。具体的に書こうとすることで、その当時の自分の経験(体験)も思い出されるはずです。

面接の際に、自分が何ができるかをアピールする時に、単に「営業ができます。」では、面接官はあなたの「営業ができます。」をイメージすることできません。つまり、あなたの「できること」がイメージできないため、記憶に残りにくく、本当にできるのか疑問が残ったままになります。

私の経験(ホーチミンでのドライバー付レンタカーサービス)を例に出すと、「ホーチミン市を中心としたベトナム南部の日系法人企業様に、毎日の通勤や営業などの移動で車が必要となる企業様、特に郊外に拠点をもつ製造業の企業様を中心に営業をしていました。商談時にやり取りをするのは、日本人社長様やベトナム人管理部門担当者様でした。」となります。ここまで言えば、面接官も、私の「営業ができます。」に、具体的なイメージができ、記憶に残ります。

面接は、あなたという個人の人間を知ってもらうかが大切になります。そのためには、面接官がイメージできるあなたの具体的なエピソードを話す必要があります。その具体的なエピソードを考える一つの方法としても、自分の「できること」を、具体的に考えることが役に立ちます。

「やりたいこと」と「できること」の差を埋める行動をしていますか?

自分の「やりたいこと」と「できること」を書き出すと、「やりたいこと」と「できること」に、大きく差があったり、関連性がない内容となる場合があります。

ここで気をつけたいのは、「やりたいこと」と「できること」に繋がりを出そうとして、「やりたいこと」を「できること」に寄せてしまう(合わせてしまう)ことです。

「やりたいこと」を「できること」に寄せ、それでも「やりたいこと」があなたが心の底から思う「やりたいこと」であれば問題ありません。しかし、その結果、自分の「やりたいこと」の内容に違和感を感じるようであれば、その「やりたいこと」はあなたが心の底から思う「やりたいこと」でなければ、無理矢理「やりたいこと」を「できること」に寄せる必要はありません。

では、「やりたいこと」と「できること」に、大きく差があったり、関連性がない内容の場合は、どうすれば良いのでしょうか?

その答えは簡単で、「やりたいこと」をやるために、今自分がどのような努力をしているかを書き出せばよいのです。
また、その努力とは、具体的な行動ベースであることです。

例えば、ベトナム人に対して直接営業を行いたいのであれば、「1日1時間はベトナム語(または英語)の勉強をしています。」や、ウェブ業界にキャリアチェンジしたいのであれば、「自分でドメイン買って、レンタルサーバーも契約して、ブログ書いています。」などとなります。

どれだけ「やりたいこと」が明確であり、それに対する気持ちがあったとしても、それに向かう努力をしていなければ、その「やりたいこと」は言葉だけとして受け止められてしまいます。

もし、あなたの身近に、「英語を話せるようになりたいな~。」という友達がいて、でもその人が全く英語の勉強していなければ、「今日から1分でもいいから、英語を勉強しろよ。」とツッコミたくなりますよね。

それは転職活動の面接でも同じです。あなたが「やりたいこと」に熱い気持ちを持っていたとしても、それに対する努力(行動)をしていなければ、面接官は、あなたの「やりたいこと」を言葉だけと受け取られます。

逆に、「やりたいこと」に向けて、あなたが具体的な行動をしていれば、それは面接においてアピールポイントになり、面接官もその内容を評価してくます。

転職を考えている、転職活動中の方は、是非今回ご紹介した方法で『自己分析』を行い、転職活動に役立ててください。

また、「転職活動に興味はないけど、今の会社で成長を感じないな。」という人も、『自己分析』を行うことで、あなたが思う成長を感じるポイント(「やりたいこと」)に、自分で気づくことができます。それにより、今働いている会社でも、上司の方に相談をして、自分の業務の幅を広げたり、違う業務をすることなどして、より充実感を持って働くことが出来ます。

「今の仕事にマンネリ化したら転職」ではありません。
「今の仕事にマンネリ化したら自己分析」です。

 

次回(第58回)のひとり言は、近日公開予定です。

もっとこんなことを話してほしいという方は、お問い合わせよりお気軽にリクエストをください。