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ベトナム現地採用で働く人のリアルな本音

2018/12/26

第21回 | ベトナム現地採用で働く人:ベトナム生活編
「ベトナム人は〇〇」を捨てて、ベトナム人一人ひとりを見ていくこと。
Yさん(男性 / 20代後半 / ベトナム歴3年以上 / ホーチミン)

前回(第20回)のYさんの「ベトナム現地採用で働く人:ベトナムで働く編」は、こちら

※Yさんは、ベトナム語が堪能です。

Yさんのベトナムでの生活も教えてください。ホーチミンでの生活はどうですか?

以前に住んでいた国と比べて、ベトナムは断然暮らしやすいですね。治安はそんなに変わらないと思いますが、物が揃っていて、コンビニもあるというのが大きいですよね。あと、ベトナム料理も美味しい料理が多くて良いですね。

因みに、Yさんはベトナム国内での転職活動に約半年間近く時間がかかったとのことですが、その間はどうやって生活されていたのですか?

当時付き合っていたベトナム人の彼女にお世話になっていました。食費はかからないように朝はバインミー(ベトナムのサンドイッチ)で10,000ドン(約50円)、昼はインスタントの袋麺で3,000ドン(約15円)、夜は屋台のベトナム料理で10,000ドン(約50円)という、1日200円以下の生活を繰り返していました。

うーん。何だか、色々すごいですね。

就職して給料が手に入った後は、日本食のレストランに行って日本食ばかりを食べていましたね。

ベトナム人の方とお付き合いされていたとのことですが、ベトナム人の方とプライベートでのお付き合いの点ではいかがでしたか?

私は今まで2人のベトナム人と付き合ったことがありまして、一人はホーチミン市生まれのホーチミン市育ち、つまり都会っ子ですね。もう一人は地方の出身でホーチミン市に来た子です。同じベトナム人と言っても、生まれた場所や家庭環境によって、考え方やキャラクターは全然違いますよ。

具体的には、どのように違うのですか?

付き合うこと(交際)については、ホーチミン市育ちの子は、一般的な日本人の感覚に近いかなと思います。別に私が友達と飲みに行っても、何も言わないですし。よく言われているような家族第一主義という感じでもないですよ。ホーチミン市で家族と一緒に住んでいる実家暮らしのせいか、テト(ベトナムの旧正月)は家族と一緒に過ごすのではなく、旅行に行ってたいたようですし。

逆に、地方の出身の子は、よく言われている典型的なベトナム人に近いのかなと思いますね。家族第一主義ですね。これには家庭の経済的な部分も関係しているのかもしれません。

これは仕事の場面でも、ワーカー層とマネージャー層の考え方の違いにも当てはまるかもしれません。仕事への捉え方と言うか、責任感は違う気がしますね。でもそれは、マネージャー層の人とは英語でコミュニケーションが取れるという点もあるので、一概には言えないですが、そう感じるところがあるということです。

当たり前ですけど、ベトナム人をベトナム人と一括りで見ずに、その人一人ひとりを見ていくことでベトナム人と良いコミュニケーションが取れるのではないかなと思います。

日本の生活と比べて、ベトナムの生活で良いなと思う点を教えてください。

ベトナムでは、日本では普段会えないような人達に会える機会があることですかね。特に、海外で働いている現地採用の人は、普通の日本人とは考え方が違うなと感じるところがありますので、色んな考え方に触れる機会があることが魅力ですね。

日本に帰った時に、たまに友達と飲みますが、話をしてもあまり面白くないですよね。結局、彼らは外に目を向けていないから、日本にいるわけですし。「日本でいいじゃん、わざわざ海外に出る意味ないじゃん。」みたいな感じですので、話が合わないですよね。

他にも、ベトナムで生活してみ良いなと思う点はありますか?

ベトナムだと私達日本人は外国人になるので、あまり周囲の目を気にする必要がないことですかね。日本だと監視社会じゃないですけど、同じ日本人が多いので周囲に気を遣わなければならない場面が多いですし。

もちろん、外国人だから好き勝手して良いということでなく、ベトナムにいる以上はベトナム人の文化・価値観を尊重していくこと大前提です。

逆に、ベトナムでの生活で大変だなと思う点はありますか?

これはベトナムだけでなく海外生活全てに言えることだと思いますが、親や家族に何かあった時に、すぐ帰れないことですかね。ちょうど私の両親も体調を崩した時期がありまして、その時は日本に帰ったのですが、それを経験したことで尚更強く感じましたね。

でも、海外に出ることは良い点と悪い点を比べると、圧倒的に良い点が多いと思いますね。仮に嫌な思い出があったとしても、過ぎればその見方も変わりまし、それがあるから今があるわけですから。

ベトナム含めて海外の生活は、良い面ばかりではなく大変な面もありますが、自分の人生の経験においては総じてプラスになることが多いですね。本日は、インタビューをありがとうございました。

 

こちらのリアルな本音は、YouTubeでも公開しております。

 

次回(第22回)はUさん(男性 / 20代後半 / ベトナム歴3年未満 / ホーチミン)は、こちら

<編集後記>
日本にいる場合、私達がベトナム人を知る手段としてはンターネットでベトナムの情報を探して、イメージしていくと思います。しかし、インターネットの情報は基本的にはまとめられた総論(「ベトナム人は〇〇」など)が多いかと思います。総論自体は間違いではないですが、実際にベトナムに来ると接するベトナム人は、個のベトナム人一人ひとりです。情報収集も大切ですが、ベトナムで働く際には、総論ではなく一人ひとりの個と向き合って接していくことが、ベトナム人との良いコミュニケーションに繋がります。

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