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ベトナム現地採用で働く人のリアルな本音

2018/12/27

第22回 | ベトナム現地採用で働く人:ベトナム転職編
仕事探しへのこだわりに柔軟性がないなら、日本で転職活動した方が良い。
Uさん(男性 / 20代後半 / ベトナム歴3年未満 / ホーチミン)

本日は、インタビューをよろしくお願いします。まず、Uさんのベトナム転職のきっかけを教えてください。

私の父が仕事で東南アジアや中国、アメリカによく海外出張をしていました。そのため、幼い頃から父より海外の話を聞いたりしたり、父がそういう姿を見ていましたので、小さい頃から海外で働くことについてイメージがありました。

学生になると海外で働くこと意識し始めました。卒業後は、数年間日本で仕事をしていましたが、海外で働こうと思い、仕事を辞めて海外留学をしました。

最初に海外転職ではなく、海外留学を選んだのはなぜですか?

海外で働くことを考えた時に、英語に加えてもう一言語話せるようになると有利かなと思ったからです。あとは、もう少し勉強をしたいという思いもあって留学を選びました。

海外留学が終わった後は、どうされたのですか?

その留学していた国の言語もある程度話せるようになりましたので、その国で働くことを考えていました。ただその時は色々と事情がありまして、一度日本に戻って働くことにしました。

日本に戻られた後、どのようなタイミングでベトナム転職を決めたのですか?

日本に戻って働いて3年ぐらい経った時にちょうど良い時期かなと思い、そのタイミングで海外転職を考え、転職活動を始めました。

まず就職先として検討したのは、留学していた国でした。そこで人材紹介会社に問い合わせたところ、その国では以前のような日系企業の進出の勢いがなくて、日本人の現地採用の枠としては少ないと。その代わり、ベトナムは日系企業の進出も多く募集先も多いのでどうですかと勧められたのがきっかけです。

では、当初はベトナム転職をイメージされていなかった中で、転職先としてベトナムが出てきた時はどういうお気持ちでしたか?

転職活動を始めた頃は、留学していた国以外への転職は全く考えていなかったので、その国以外では正直どこの国でも良かったというか、あまり気にしていなかったです。ただベトナムのお話を聞く中で、日系企業・日本人も増えていて、生活しやすい国だと聞きましたのでベトナムも良いかなと思いました。

ベトナム転職を検討する中で、ハノイ市とホーチミン市のどちらにするかを考えたことはありますか?

当時はベトナムの情報をあんまり持っておらず、場所についても全然考えていなかったので、どちらでも良かったです。ただ、ホーチミン市の方が商業的に栄えていそうでしたので、ホーチミン市の方が良いかなという印象がありました。

先ほどのお話で海外転職に人材紹介会社をご利用されたとのことですが、ご利用されてみていかがでしたか?

担当者の方が丁寧にヒアリングをしてくれましたし、私に合った会社を紹介してくれましたので良かったですね。その当時は現職中で働いていたこともあり時間が無かったので、企業を紹介してくれたり、面接の日取りを決めくれたりとサポートをしてくれたので、転職活動が楽に進みましたね。

人材紹介会社とのやり取りはどのような流れだったのですか?

私は日本にいて、人材紹介会社の担当者の方はベトナムにいました。私の経歴や人となりを知りたいとのことで、最初は電話で30分ぐらい話をしました。その後は、メールでのやり取りが多かったですね。最初の段階で、やり取りや選考の流れを説明してくれました。実際もその流れの通り進んだという感じです。

人材紹介会社から提案された求人のマッチ度はいかがでしたか?

そもそもベトナムではどういう仕事があるのか分かっていなかったのですが、提案を受ける中で、営業職や工場の管理者の仕事、あとは日本語学校の先生が多いというイメージを持ちました。営業職は経験がなかったのですが、その営業職の商材が自分の興味のある分野であったことと、そもそも海外転職すること自体がチャレンジではあるので、新しい職種にチャレンジするのもいいかなと思い、今の会社を選びました。

逆に言うと、海外転職で仕事に要件を求め過ぎてしまうと、マッチする仕事はないのかなと思います。日本でやっていた仕事を、そのまま海外で出来るかと言うと、それは難しいと思います。
もし今、海外転職を考えている人がいるならば、海外の仕事は日本と比べると似ている点もありますが、総合的には違う点の方が多いと思います。海外転職するのであれば、ある程度長く働いて、その仕事がどういうものかを見ていくという気持ちは持たれた方が良いかと思います。

それはベトナム・海外転職を検討されている方へのアドバイスになりますね。選考のお話に戻りますが、選考において現地面接はありましたか?

いいえ、現職中でしたので時間が無く、現地面接でベトナムに行くことが難しかったため、Skype面接のみということをお願いしていました。そのため選考は、書類選考とSkype面接2回だったと記憶しています。選考結果もすぐに出ましたので、期間としては全部で1週間ぐらいでしょうか。

1週間で選考が終了したのですね。因みに、入社前にベトナム現地に行かないことに何か不安はありましたか?

なかったです。海外留学の経験もありますし、ベトナムが親日国であること、日本人もたくさんいること、犯罪情報もあまり聞かないこと、だから行けば何とかなるだろうという感覚でした。これは、私が楽観過ぎるところもあるかもしれませんが(笑)。

仮にですが、もし今の会社からの内定が出なかった場合でもベトナム転職活動は続けられていましたか?

実は、今の会社以外にも他の会社から内定は出ていましたので、もし今の会社がダメなら、その会社に行っていたかもしれません。と言うのも、当時はまだ20代半ばで若く、さっきも言ったように海外転職自体が新しいことへのチャレンジだと思っていましたので、新しい業界へのチャレンジも良いかなと思っていました。全然違うことをやったとしても、それはそれで将来の役に立つはずですし。

海外転職では自分のやりたいことは大切に持つ一方で、それに囚われすぎてはいけないということでしょうか?

そうですね。自分のこだわりに柔軟性を持たすことは大切です。それに加えて、気持ちのどこかに新しいことにチャレンジするという精神もあった方がいいかなと思います。あまりにもやりたいことが決まり過ぎていると、日本にいた方がそういった仕事は見つかると思いますね。

他にも、ベトナム転職を検討している方に対してアドバイスはありますか?

せっかく海外転職するのであれば、仕事をしに来るわけですが、生活の中でも新しい発見がありますので、半分は私生活を楽しむぐらいの気持ちでいるのが良いのかなと思います。

何事もポジティブに受け入れる・楽しむマインドでいることが大切ということですね。このマインドは、実際にベトナムに来てからも非常に大切な点ですよね。次回は、Uさんのベトナムでのお仕事について、インタビューをさせていただきたいと思います。

 

こちらのリアルな本音は、YouTubeでも公開しております。

 

次回(第23回)のUさんの「ベトナム現地採用で働く人:ベトナムで働く編」は、こちら

<編集後記>
Uさんのお話の通り、ベトナムでのお仕事は日本と同じ職種名の募集でも似て非なる点は多くあります。ある特定の職種を除けば、日本のそれよりも業務の幅は増える傾向があります。それはベトナム人スタッフのマネジメントや請求書や契約書などの書面のやり取り業務など。それらの業務に対して、まだやったことがない(未経験)からこそ、チャンス(自分の経験の幅を広げる)だと捉えることが出来る人はベトナム・海外転職の成功に近い人でしょう。そうでない方は、日本で転職活動をされた方がマッチしたお仕事が見つかる可能性は高いかもしれません。

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