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  • 第24回 | ベトナム現地採用で働く人:ベトナムで働く編【後編】最初は「分からないことが分からない。」から、気になった時点で聞くこと。Uさん(男性 / 20代後半 / ベトナム歴3年未満 / ホーチミン)

ベトナム現地採用で働く人のリアルな本音

2018/12/29

第24回 | ベトナム現地採用で働く人:ベトナムで働く編【後編】
最初は「分からないことが分からない。」から、気になった時点で聞くこと。
Uさん(男性 / 20代後半 / ベトナム歴3年未満 / ホーチミン)

前回(第23回)のUさんの「ベトナム現地採用で働く人:ベトナムで働く編【前編】」は、こちら

ベトナムで働く上で、他にもアドバイスはありますか?

仕事に対する感覚ですね。日本と同じ感覚のままでベトナムに来ますと、日本のように上手く行かないことが多いため、トラブルがよく起きます。仕事に対して、日本と同じ感覚は持たない方が良いかなと思います。

トラブルについてもう少し詳しくお話していただけますか?

そもそも日本ではトラブルがあまり起きないように想定されていますが、ベトナムではコミュニケーションミスはよく起きますし、そもそも進捗も遅いので、基本的にはトラブルが多いですよね。

例えば、ベトナム人スタッフとどこかで待ち合わせをしてお客様先に行くとしても、ベトナム人スタッフがその待ち合わせ場所に来ることが出来ずに、一緒に行けないこともありました。日本と違い、そもそものところでミスが起きてしまい、トラブルに繋がったりします。

日本では想像できないようなトラブルがベトナムでは起きますね。その中で、Uさんは日本人のお客様をご担当されているため、日本並みの質や納期を求められるかと思います。そこでは、どのような工夫をされているのですか?

納期に関しては、コミットしない・約束しないことです。そこに対して100%の努力はしますが、100%のお約束が出来ないということです。

弊社の業務の一部に、お客様へお届けする製品を海外から輸入しなくてはならないのですが、ベトナムの事情もあり、海外からの輸入は時期が読めない点が多くて、納期に関しては100%の確約が出来ない非常に難しい状況です。ですから、そこはご説明をさせていただき、ご理解をいただいております。その上で、守れない約束はしないということでコミットしないということです。

もちろん、納期に遅れることはお客様にもご迷惑をおかけするため、納期が遅れた場合のバックアッププランもご提案もするようにしています。だから最後の納品までは目が離せないですし、ずっと見ておく必要がありますね。

それは大変ですね。それだとお仕事のストレスもあると思いますが、ストレス発散はどのようにされているのですか?

飲みに行ったり、バイクで街中を走り回ったりすることですね。
あとは、あまり考え過ぎない事ですね。一つひとつのことを全部考えると大変ですし、考えてもどうしようもないこともあるので割り切っていますね。じゃあ、どうするのかという気持ちでいるようにします。

それが上手く出来ずに、押しつぶされて帰った日本人も何人か見ました。同じタイミングでベトナム転職した人は、理由は人それぞれ違うとは思いますが、半分ぐらいは日本に帰ってしまいましたね。

Uさんは、ベトナムには出来るだけ長くいたいお気持ちがあるとお伺いしておりますが、その中で、ご自身の将来像はどのようにお考えでしょうか?

今の会社では立場は下の方になりますが、在籍年数は長い方になりますので、ある程度は皆を引っ張っていかないといけないのかなと思っています。

それは、会社の方からもそのような期待があること、Uさんにお話はありましたか?

はい。会社からも今後の組織図の説明があり、私に対しての期待やそれに対する条件などの説明はありました。

では、Uさんは今後も現在の会社でずっと働かれていかれるということでしょうか?

それはそうとも言い切れないですね。恐らく現地採用の人は常に他の会社や雇用条件などを見ていて、転職を意識している人は多いと思います。
私も何かご紹介をいただけるのであれば、その会社に転職する転職しないは別として、まずは話を聞いてみたいと思います。その上で、フラットな気持ちで考えてみようかなという感じです。

Uさんの中で、一つの会社で長く働いてもいいと思うのはどのようなポイントでしょうか?

社内の環境ですね。社内で仕事がしやすいとか、相談しやすいということですね。 ベトナムに来て働き始めの時は、ベトナムの商習慣や商品・サービスにも分からないことが多いと思います。そこでお客様から質問されたりすると、何を返せばいいのか分からなくて困ると思います。だから最初は、周りの人に聞いたり相談したりすることが大切ですし、その環境があることが大事だと思います。

最初の頃は分からないことだらけですから、社内の相談しやすい環境は大事ですね。

あとは、分からない時だけでなく、気になることがあったらすぐに聞くことも大切だと思います。分からないところから起きる問題は、そもそも勉強しようもなく防ぎようのない点があると思います。だから私は気になることがあったら、すぐに聞くようにしていますね。

ベトナムに来て間もない頃は、「何が分からないのかが、分からない」状態ですからね。だから、気になるなと思った時に聞いて確認することが、問題を発生させない一つの方法にもなるでしょう。続いて、Uさんのベトナムでの生活についてお伺いします。

 

こちらのリアルな本音は、YouTubeでも公開しております。

 

次回(第25回)のUさんの「ベトナム現地採用で働く人:ベトナム生活編」は、こちら

<編集後記>
ベトナム転職の求人では営業職が多いです。そして多くの営業職が日系企業への営業となります。営業職も日本人、お客様も日本人となれば、社内のベトナム人スタッフに対して日本の文化や考え方を無理強いしてしまうこともあるかもしれません。ビジネスにおいて、何がお客様にとっても会社にとっても良いのかを考えるにあたり、ベトナム人の考え方・文化の尊重も考慮する必要があるのではないでしょうか。

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